何と日経新聞社会部がスクープ! |
投稿者: murata 投稿日時: 2006-7-20 6:44:29 珍しく早朝に目が覚めてしまった。とりあえず、テレビをつけて朝のワイドショーを見て驚いた。何と、日本経済新聞が一面トップで、社会面の記事をスクープしたのである。うちは日経を取っているのだが、福井で宅配された版には載っていないので、本当に印刷が始まってから差し替えられた特ダネの様である。 ---UnderThisSeparatorIsLatterHalf--- 内容は、当時の宮内庁長官が残したメモで、昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯の合祀に不快感をお示しになって、それを理由にご自身による参拝をやめておられたらしいという事が判ったというものである。 中国と深い繋がりがある我が社の社員としても、靖国問題は非常に難しい問題であって、正直言って私自身どう考えて良いか判らずに居た。(私はカトリックなので、「信仰の自由」という論点については一論あるが。)ネットの掲示板などを見ても、この問題に対する意見の表明は常に、「ウヨ」「サヨ」のレッテル貼りのネタにされているわけであり、識者や政治家たちの議論に目を転じても、内政・外交を織り交ぜて激論が戦わされている問題でもあるからだ。 私は日経新聞そのものは、特に右翼でも左翼でもないと考えている。そして、社会面記事に関してはあまり強くないとも認識している。その日経が行ったスクープだけに、それが問題の議論に与えるインパクトは大きいだろう。 伝え聞くところによると、昭和天皇は終戦時に、戦犯として処罰される事を覚悟しておられたという… 北朝鮮によるミサイル発射問題に関して、国連やサミットを通じて毅然とした態度を示す事ができたとは言え、現在、外交上難しい状況にあるわが国としても、陛下のご遺志が明らかになった事は重要な出来事である。 さて、このエントリーを書いている間に、日経新聞の社員が社内で不正アクセスを行って得た情報を用いてインサイダー取引を行っていたというニュースが報じられた。今日という日は、日経新聞にとっては騒がしい一日となるだろう。 |