マインドマップを作成できる astahは３種類あります。
- astah* think!（マインドマップ描画ツール）
http://astah.change-vision.com/ja/product/astah-think.html

- astah* UML（UMLとマインドマップを描画できます）
http://astah.change-vision.com/ja/product/astah-uml.html

- astah* professional（UML、マインドマップ以外に、ER図やフローチャートなども作成できます）
http://astah.change-vision.com/ja/product/astah-professional.html

今日は、マインドマップで企画書の骨子を作ってみたいと思います。
作った骨子はパワーポイント形式で保存すると、ラフが出来てしまうという便利な機能も紹介します。

例えば、astah製品の販売キャンペーンを企画するとして、上司や同僚を説得できる（かもしれない）
企画書を作っていきます。

1. astahを起動します。（このTipでは astah* UMLを使っています）
2. [図]-[マインドマップ]-[新規マインドマップ]を選択します。
3. 中心のルートトピックに「astah販売キャンペーン」と書いて、さぁ、始めましょう。
4．キャンペーンの企画に必要なことと言えば、こんな内容でしょうか。

- なぜキャンペーンをやるのか
- 対象は誰か、どこか
- お知らせの方法
- 期間
- 販売経路
- 準備
- 費用や人員

5. ルートトピックが選択されている状態で、[Insert]キーを押下すると、子トピックが出来ます。
4で挙げた項目を一つ入力して、[Enter]キー押下で確定し、もう一度 [Enter]キーを押下すると
兄弟トピックが出来ます。
下の画像は、「なぜやるのか？」を入力し、確定した後、[Enter]キーを押下して、
兄弟トピックを作った状態です）










6. それぞれの項目に思いつくことを書いていきます。
子トピックは [Insert]キーで、兄弟トピックは [Enter]キーで増やせますよ！

こんなマインドマップを作りました。













7. だいたい書けたら [ツール]-[マインドマップ]-[PowerPoint作成]を選択します。
（または、マインドマップの空白部分で右クリックして、ポップアップメニューの
[ドキュメントを作成する]-[PowerPoint作成]でもOKです）









表示されるダイアログで保存先を指定して、[作成]をクリックします。










8. PowerPointで開くと、ルートトピックが表紙に、次のレベルのトピックが
各スライドのタイトルになっています。








9. 真っ白なスライドに、PPTの[デザイン]タブでテーマを適用してみると、
だいぶプレゼンテーションらしくなってきましたよ。









10. あとは各スライドに内容を追加したり、画像を追加したりすると、
プレゼンテーションのファイルが出来上がります。

ぜひ使ってみてください！

** 今回は上の項目で企画書の例としましたが、決まったものではありませんので自由に作成してください。