AgileJapan2011に関する報告 |
投稿者: zhouyi 投稿日時: 2011-4-22 16:02:09 先週の金曜日にAgileJapan2011(富山サテライト)に参加してきました。 午前は、東京の主会場の中継で、 午後は、各サテライトは独自のセッションを企画しました。 富山の午後の最終セッションを紹介させて頂きたいと思います。 ■ セッションのタイトル ソフトウェア開発におけるコミュニケーションとエスノグラフィ、 そしてデザイン思考 ■ 発表者 ピアズ・マネジメント株式会社 http://www.peers-management.com/index.html 中林秀仁さん、筏井哲治さん ■ コンピによるプレゼンテーション 今まで聞いてきたプレゼンテーションはすべて一名のプレゼンターによるものですが、 中林さんと筏井さんは、コンビを組んでプレゼンテーションを行いました。 1人の質問に対して、もう1人は回答する、 1人の説明に対して、もう1人は補足する、 1人の感想に対して、もう1人は突っ込みを入れる 聞き手にとって、非常に集中しやすかったので、 あっという間に、1時間が過ぎました。 筏井さんのブログにある" 5分でかなりわかった気になれるPrezi" を見て頂ければ、体験できると思います。 http://ikatetsu.blogspot.com/ ■ ea-sy コミュニティ構想 - エスノグラフィと無駄の排除 プレゼンテーションに事例としてea-sy コミュニティ構想が紹介されました。 個人的に、その構想を"無駄の排除”の実例としてとらえて、非常に勉強になりました。、 http://www.microsoft.com/japan/business/industry/gov/community/Easy_Method/default.mspx 筏井哲治さんによれば、道路を修理するために、複雑な申請プロセスを経なければいけなさそうです。 A部門の職員が修繕申請書をExcelで作成し、その印刷物をB部門に持って行って、 B部門の職員がその印刷物をチェックし、B部門のExcel書類を作成します。 そのように、道路の修繕工事が開始するまで、相当に時間がかかり、 印刷物も溢れ返っていました。 そこで、ea-syはエスノグラフィで申請プロセスを観察し、DFDとCRUDでプロセスを分析した結果、 各Execl資料に重複する項目が大いに存在していることに気付きました。 重複項目を省いたら、申請プロセスの効率が大幅に向上できました。 ※ エスノグラフィ : http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20100204/344197/ astah*は、マインドマップとDFD、CRUDを提供していますが、 エスノグラフィで観察を行いながら、マインドマップで気付いたことをまとめておいて、 そして自動的にDFDとCRUDに変換できたら、かっこいいなー、と思いました。 |